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アーカイブ動向に関するリサーチ
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〜29/OCT/1998
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これは院生3人と細井助教授の共同執筆の論文になる。まずはメールをアウトラインづくりを始め、それをもって構成についての意見交換を2回ほどおこなった。またコンテンツ産業とアーカイブ関連の関西での動きを知るために近畿通産局にインタビューすることにし、その日程を確定した。
10/29の研究会では、アウトラインの案を説明したうえで論の運びかたについてのディスカッションをした。アーカイブの構築がうまくすすめるためには『シナリオ』が必要である。というのがポイントである。また、11/04に近畿通産局で「映像・ビジュアルウェア産業の育成」についてインタビューするための質問事項についての意見交換もされた。 |
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予定と課題
・ヒアリングを整理すること ・あたるべき資料にあたること ・執筆の分担をきめること |
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〜20/NOV/1998
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11/4、近畿通産局の武田さんに「映像・ビジュアルウェア産業の育成」に関する施策などについて、ヒアリングを行った。デジタル時代でキラリと光る人材は「ゴールドラッシュの時にコーラとジーパンを売るような人材だ」ということだった。目先にとらわれずに、一歩引いて状況を把握できる人材、ということだろうか。またデジタルアーカイブのビジネスモデルがまだ見えていない、ということであった。我々も解決すべき問題である。
次に、立命館大学政策科学部を中心として、情報教育関連で来年の講義で使うテキストを作る、ということで、我々院生と細井助教授共著でこのプロジェクト関連の記事を執筆することが決まった。発行はオーム社。我々が担当するのは第二部「情報とは蓄積のネットワークである」を語る所で、「産官学コンソーシアム」の項。約3ページ。 |
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予定と課題
・情報教育関連テキストの初稿ドラフト完成(11月末) |
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〜12/MAR/1999
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論文執筆は年末年始に山場を迎え01/12に最終原稿を提出、その後2回の校正をおこなって1999年1月中にこの論文プロジェクトは(なんとか)完了を迎えた。
論文タイトルは「デジタルアーカイブの社会的利活用とその政策的課題について〜GAP(ゲームアーカイブプロジェクト)の活動から〜」日本のデジタルアーカイブ構想が文化・芸術とその保存に偏っている現状と限界を明らかにし、学術およびビジネスの両側面での人材育成に活かすという視点をもってデジタルアーカイブを計画することの可能性を指摘するもので、GAPがフェーズ2にはいり「ゲーム図書館」という言葉を使って説明している考え方がまとめられている。 論文を書くのはむずかしい。 |
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最後に
1999年4月に発行される政策科学学会の紀要に掲載予定。 |
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